今回は、ゲーミングマウス『Endgame Gear XM1』をレビューしていきます。
サイドボタンが2つ付いているくらいで、マクロ機能もなければ光りもしない。

お値段もそこそこ高いのに、シンプルで素晴らしいと言われているマウスです。
「それって褒めてるの?」と思いつつ購入&使い倒し。シンプルというと「可もなく不可もなく」みたいなイメージがあったのですが、数分で見事に覆りました。
シンプル(欠点が見当たらない)で良い。
特に裏側のソールとマウスホイール部分が大好き…ということで、たくさん使ってきた感想をまとめましたので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
Endgame Gear XM1:外観・特徴
サイズ | 縦122.14 × 横65.81 × 高さ38.26mm |
重さ | 70g |
センサー | PixArt PMW3389 |
クリック遅延 | 1ms以下 |
ポーリングレート | 250・500・1000Hz |
DPI | 50~16,000CPI(DPI) |
スイッチ | オムロン(5000万回耐久) |
表面処理 | ドライグリップコーティング |
なんのこっちゃって感じですが、かなりのハイスペックですね。
DPIが50~16,000となっていて、マウスの裏に隠れているボタンを押すことで4段階の調節をすることができます。
使用中に間違って押すことのない配置。
そのマウスの裏のボタンを長押しすることでポーリングレートを250・500・1000Hz の三段階に変更することも可能。
今どの数値になっているかは、裏面に表示されているライトの数で確認することができます。
- ライトが左側に1つで250Hz
- 右側に1つで500Hz
- 両方点灯で1000Hz
上記のような仕組みになっています。
ここは意外と難しいところで「とりあえず1000Hzにしといてください!」とは言いづらいので、各々の使っている環境に合わせて変更してみてください。(自分は1000Hzで使用中)
そしてサイズ計測。縦の長さは約12cmです。
幅は約6cmで、掴み持ちなどがフィットしやすく感じました。
高さが約4cmで高くも低すぎもしない、かぶせ持ちもしやすいサイズ感です。
まさにシンプル。どんな持ち方でもいけますね!
重量は何回も計測しましたが大体74g。開封直後は72gでしたが、毎日測ると1gずつ増えていって少しこわい。
マウスバンジーでコードは浮かせています。(そのせいで計測がブレてる?)
そしてマウスのボタンのON/OFFの切り替えや、DPIの設定変更などができるドライバーソフトウェアの「XM1 Config Software」というものがありますが…
本当に簡単な設定しかできませんので特にいじらずに、いきなりマウスを使ってしまっても問題ないです。
Endgame Gear XM1:レビュー
めちゃくちゃシンプルなゲーミングマウス『XM1』。
正直、Amazonで見かけた時に「このシンプルなマウスがこのお値段!?」って思ってしまいましたが、評価はめちゃくちゃ高い。
ウッソだろお前と思いましたが、使ったらすぐに納得しました。まずマウスパッドを滑らせた感覚がめちゃくちゃ気持ちいい。
裏の4カ所にテフロン(かなり滑りやすい材質)のソールが付いていて、滑らせたときに、”マウスこすってる感” がなくてマットになじむなじむ。
クリックもセパレート型になっていて、非常に押しやすく反応も速いです。
正直クリック反応の速さはあるラインを越えたら違いが分かりませんが、特許を取得済みの『アナログコンタクトアルゴリズム』でクリック応答速度が、1msらしいです。
1msは、1秒の1000分の1ほど。早すぎて訳が分からない。
そしてマウスホイールは特に使いやすいので、次の項目で紹介しています。
…そんなこんなで色々と試していると、もうマウスが汗で結構汚れてる。手は清潔ですよ?
これは一体どんな素材なんだこのやろうと調べてみると、
「高品質ドライグリップコーティング。汗をかいた状態でもしっかりとグリップできる」※表面に跡がつきやすいのは、このコーティングの特徴です。とのこと。
…どうりで汗ごと手にしっかり馴染むわけだと思いました。(?)
それにしても、汗を拭いても切りがない。
それ以外は本当に文句なしの使用感でした。
色々な持ち方やクリック感度・音の大きさ、サイドボタンのどれを取っても使いやすいマウスですね。
Endgame Gear XM1:ホイールクリック
マウスには、サムネやリンクに向けてホイールボタンの中心を押し込むことで、新しいタブで画面を開くことができるホイールクリックという機能がありますが、こ~れが便利でめちゃくちゃ使います。
このXM1は特にホイールクリックがしやすく… どの持ち方で、どの角度から押し込んでもずれることなくクリックできるほどの安定感。
ホイールを回転させるとしっかりめにカタカタと硬めに回るのが特徴。といっても使いづらいわけではなく、スクロールも気持ちよく動かせます。
といいますか、その固めでカチカチするおかげでホイールクリックの軸がしっかりと定まるんですよね。
FPSなどのゲームで瞬時にホイールクリックを押したい場合でも、つるっと滑ってしまうなんてことは起きづらいと思います。
APEXでシグナル出すのが速くなった。
Endgame Gear XM1:レビューまとめ

- ホイールは程よい硬さで回転もクリックも気持ちいい。
- ボディはドライグリップコーティングで、汗ごとしっかり馴染む
- 手汗は拭いても切りがない。
- 全てにおいてシンプル。良い意味で。
お値段も割とマウスにしては高めなのに、みんなしてシンプルシンプル言っていて、「それって長所なの?」と少し疑心暗鬼で買ってみましたが、完全に長所。
特に悪い所が見当たらないという意味で “シンプル” でした。
マウスにたくさんボタンが必要な忙しいゲームをやりだしたら、このマウスでは少し力不足かもしれませんが、それ以外の時なら常に使いますねコレ。
もちろん普段使いもバッチリ。
『Endgame Gear XM1』のレビューでした。
コメント