今回は、Logicool G PRO ワイヤレスの新モデル(G-PPD-002WLr)をレビューしていきます!
応答が有線より速い「LIGHTSPEED」が搭載されているゲーミングマウス『GproWL(略称)』がとてつもなく人気なので、その理由を確かめようと購入してみました。
100人以上のプロゲーマーが使ってるなら間違いないでしょ。
ということで、使用感をまとめると以下の4点になりました。
- どんな持ち方にも対応できる安定感。
- ホイールクリックをたくさん使うなら少し注意。
- 反応速度・充電面が当然のように素晴らしい。
- 全体的にクセがないので本当に使いやすい。
人気どころのゲーミングマウスと比較しながら色々なマウスパッドで使ってレビューしましたので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
Logicool G PRO Wireless:概要
『Logicool G PRO Wireless(ワイヤレス)』
モデル番号 | G-PPD-002WLr(旧モデルはG-PPD-002WL) |
サイズ | 縦125 x 横63 x 高さ40mm |
重量 | 約81g |
ワイヤレス | LIGHTSPEED技術 |
センサー | HERO 25K |
解像度 | 100~25,000 DPI |
USBレポートレート | 1000 Hz (1ms) |
ワイヤレスなのでバッテリーなどが搭載されていますが約81gという軽さ。
独自開発のHERO 25Kセンサーにアップグレードされ、25,000 DPIというトラッキング精度になっています。(『Logicool G304』などはHERO 12K、12,000 DPI)
普段99gのマウスを使ってたから取り出した瞬間「軽ッ」って声が出た。
サイズは表の通りで、左右対称なので色々な持ち方にもフィットしそうですね。
開封:付属品の確認
ザックリと開封して付属品などを確認していきます。(開封をスキップ)
フタを開けたらGproWLの登場。その段を外して付属品入りの小箱が2つ入っていました。
付属品の内容はこんな感じ。
- Micro-USBケーブル(1.8m)
- LIGHTSPEEDワイヤレスレシーバー
- レシーバー延長アダプター
- サイドボタン・カバー
レシーバー延長アダプターはなるべくマウスとの距離を近づけたい時に使ったり、パソコン・USBとの距離が離れすぎている時に使うと便利です。
LIGHTSPEEDなので必要ないくらい通信は安定していますが、ゲームなどで大事な試合の時に使うと安心感が増しますね。
Micro-USBケーブルを直接挿し込むことで、充電いらずの有線マウスにもなれますよ。
外観:シンプルでクセがない
外観は左右対称でクセのない形状。
利き手を決めない優しさは形状だけでなく『サイドボタンの有無を選べる』という部分までこだわっているんですよね。
元々付いている左側のサイドボタンをなくすことも、右側にサイドボタンを増やすこともできます。
両側に計4つのサイドボタンを付けて、専用ソフトウェアでキーを割り当てることも可能。
磁石のパーツで付いてるだけだから、取り外しは爪でコロッと外せて簡単。
つるんとしたお尻と、ケーブルを挿し込む正面もチェックしていきます。
ちなみにクリックの手前部分はケーブルを挿して充電したり、マウスの電源を入れた時に充電が分かるように光るので残量確認がしやすいです。
重量も測ってみると約81gでした。やっぱり無線にしては軽い!
裏面にはDPI変更ボタンに電源ボタン、USBレシーバーを収納するスペースもありますね。マウスソールは厚みが1mmもないものが5つ。
収納スペースのフタも磁石で付いているので、下部分をググっと押すだけで開いてくれました。
『Logicool G703h』に付属されているようなウェイトを装着することもできるので、全く同じ形状みたいですね。
実は自分が気にならなければ、フタを外したまま使用することで3gほど軽くすることなんかもできます。(見た目は全く問題なし)
DPI切り替えボタンも裏面にあって誤入力などが防げていますし、やはり特にクセがなく使いやすい形状だと感じました。
Logicool G PRO Wireless:レビュー
Logicoolのマウスだと『G304』『G703h』も使い比べたりしていますが、やっぱり似たような質感に見えても手触り・使い心地が全然違うのが分かります。(ライトの色も綺麗)
デザインの無駄がない所も素敵ですが、クリック感の軽さと硬さが絶妙にちょうどいいんですよね。
目をつぶってても、質の良さでGproWLを当てられる。
ベタつきがちな自分の手でもペッタペタせずに、指紋が残りにくい材質なのもポイント高いです。
人によっては「サラサラすぎる」という意見もありましたが、“すぎる”ってほどでもない……どころか自分は「もう少しだけサラサラしてほしい」とまで思っていたり。
本当に人それぞれの肌質があるので難しい所ではありますが「普通のマウスよりは滑りやすい」といった認識でいいかなと思います。
クリックと掴みごこちの安定感
クリック感はバネが程よく強いので、長押し・解除時のメリハリが分かりやすいです。
ただクリック音は静かでもうるさくもない「普通」といった感じの大きさですが、音の高さがカチカチと少し響き気味なのでマイクの位置によっては音が入るかもしれませんね。
そして比較対象になりがちなワイヤレスマウス、Razerの『Viper Ultimate』(約75g)もよく使っていますが…
外観の項目で紹介した『裏のフタを外して3g軽量をする』という使い方でGproWLも約78gほどの重さにできるので、軽さ比べでは誤差の範囲だと思ってます。
掴みごこち、マウスの重心も含めてGproWLの方が使いやすく感じる。
もちろんRazerだけの良さもありますが、複数の持ち方や安定感を求めるならLogicoolですね。
ホイールの位置が少し高い?
『Logicool G PRO Wireless』で普通にクリックしている場所から瞬時にホイールをクリックしようとすると、大きめに飛び出ているので少し高く感じました。
つかみ持ちをメインで使っていて高さを感じているので、かぶせ持ちだとさらに距離を感じそうだな~と。
コリッと硬めのホイールでもなく割とコロコロ回りやすくなっているので、瞬時に押そうとしたり連打がしづらい点だけが残念でした。
もちろん慣れてくる部分もあるけど、指がじわっと疲れる感覚があるからやっぱり高いよね。
なのでホイールの観点で見ると、上から指を押し込むタイプのつまみ持ちで使用する人なら欠点がなさそうだと思います。
色々なタイプのマウスパッドでもバッチリ
気分で色々なマウスパッドを使っていますが、特に問題なく使いやすいマウスソールでした。
パッドの上をスカスカと動いてる感覚ではなく、しっかり馴染んで滑っている感覚が伝わるんですよね。
動き出し・止めも問題なく好きなマウスパッドを使えるので、デザインが選べてデスク周りが整う意味でもありがたい。
当然のように使いやすいので最後のおまけ的な伝え方になってしまいましたが…
有線ではなくても通信面は全く問題なく、充電もフルの状態から約60時間は持つというハイスペックで、充電型マウスパッド『POWERPLAY』を使えばその必要すらありません。
まさに「人気の理由が分かる」といったような、これさえあれば大丈夫という安心感を与えてくれるゲーミングマウスでした。
Logicool G PRO Wireless:まとめ
- どんな持ち方にも対応できる安定感。
- ホイールクリックをたくさん使うなら少し注意。
- 反応速度・充電面が当然のように素晴らしい。
- 全体的にクセがないので本当に使いやすい。
複数のマウスがあっても、なぜかこのマウスを優先的に使いたくなってしまう魅力がありました。
つるんとした無駄のないデザインだったり、無線でケーブル類もないのでデスクも綺麗に見えて良いですね。
ワイヤレスの快適さに溺れてしまった。
『Logicool G PRO ワイヤレス』(G-PPD-002WLr)のレビューでした。
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