ワイヤレスゲーミングキーボードのおすすめ製品、無線キーボードのメリット・デメリットを紹介していきます。
デスクからケーブルをなくしてスッキリさせたり、好きな配置で使えるワイヤレスキーボード。
通信の途切れなどが気になりますが、基本的にお値段が高めだったり名の知れたブランドの製品だと通信精度は安定しがちです。
ゲームなら安定性が求められるけど、普段使いが目的なら安めのシンプルな性能でもOK。
ということで、この記事の内容をまとめると以下の2点になります。
様々なゲーミングキーボードと比較しながらまとめましたので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
無線(ワイヤレス)ゲーミングキーボードの特徴
まずは無線(ワイヤレス)ゲーミングキーボードの特徴を解説していきます。
ワイヤレスキーボードのイメージで「有線の機能はそのままで、ただ無線になるなら全部ワイヤレスでよくない?」と思うかもしれませんが、当然メリットがあればデメリットも存在します。
「値段が高くなりがち」などの特徴もありますが、ザックリまとめると上記の3つ。上から順番に深掘りしていきます!
配線を気にせず快適に使うことができる
まずはメリットですが、無線(ワイヤレス)キーボードは配線を気にせずに好きな場所で使用することができます。
いくらデスク・配線を整えていても折れ目が付いたヨレヨレのケーブルが視界にあっては台無しですし、他デバイスも有線の状態だとケーブルが2本も目の前に伸びていることになりますよね。
超こだわってるデスク周りを見てみると皆オシャレな別売りケーブルに付け替えたり、無線キーボードにしたり工夫されてる。
そのようなデスク周りの外観問題と無縁になったり、デスクの好きな場所で気軽に使えるのが無線の強みです。ひざの上に置いたり、布団で寝っ転がりながら使うことも可能だったり。
使用面においても、PCやゲーム機のUSB挿し込み口からキーボードまでの距離が離れている場合に、ケーブルの長さや配線を気にせずに使うことができます。
無線(ワイヤレス)キーボードは整ったデスク周り・快適なネット生活を送るための大事なパーツの1つです。
充電(電池の交換)をする必要がある
当然ですがワイヤレスキーボードが有線ではないということは、何らかの方法で電力を供給する必要があります。
製品の質によりますが数日間~1週間ほど使用する度に充電をしたり、物によっては電池の交換が必要になるキーボードもあります。(電池タイプは割と長持ちですが)
「そんな毎日充電するようなレベルじゃないなら大丈夫」と思うかもしれませんが、何日かに1回充電をしなくてはいけないという状況自体がストレスになってしまったり。
充電しながら使っていると「これ結局有線キーボードでは?」と思う時もある。
ただ電池タイプの場合は充電する時間がかからないので、たまに入れ替え作業があるだけで常に無線でいられるという考え方もありますし、充電池を使えば(ほぼ)永久的にワイヤレスキーボードを使うことも可能。
ワイヤレスなら節電するように意識してLEDバックライトを弱くして使ったり、席を外す時・就寝時などに充電をする癖をつけると快適に使用できるキーボードでもありますね。
通信が途切れる心配がある
無線のゲーミングキーボードは、単純にケーブルを使用せずにワイヤレス・Bluetoothで接続しているので通信が途切れる可能性があります。
こちらも製品の質によってしまう部分でもあるのですが、以下のような問題があったり。
- Bluetooth接続したデバイス同士の距離(大体10mまでは届くと言われている)
- 接続デバイスの間にある障害物の材質が影響する
- 電子レンジなどの使用によって電波が乱れる
無線キーボードと言っても大体はBluetooth接続なので、扱い的にはワイヤレスイヤホンと似たようなものだと考えると想像しやすいかもしれません。
ロジクールの『LIGHTSPEED』対応USBレシーバーを使うと有線より遅延がなくなったりもする。
基本的には通信が途切れることなく使いやすいのですが、有線キーボードと全く同じような安定感で使える構造ではないという点に注意してくださいね。
正直、高価格帯や大手ブランドだと気にならない部分でもあります。
無線(ワイヤレス)ゲーミングキーボードのおすすめ5選
それでは、様々な無線(ワイヤレス)キーボードを使用してきて「おすすめしたい!」と感じた製品を紹介していきます。
無線ゲーミングキーボードのおすすめ5選
- 『Logicool G613』
電池式で充電の手間いらず。遅延もなく有線レベルの安定感。 - 『Corsair K57 RGB WIRELESS』
押しやすく静音性の高いメンブレンスイッチ採用。多機能・良デザイン。 - 『ASUS ROG Falchion』
矢印キー搭載の65%キーボード。透明なRGBスイッチでライトが輝く。 - 『Razer Blackwidow V3 Pro』
超低遅延の高速キーボード。全体的に上質なデザイン・多機能。 - 『Logicool G913』
多機能・高性能・静音の薄型キーボード。テンキーの有無を選べるのも強み。
ワイヤレスの性能を求めると値段が高くはなってしまいますが、安心できる大手ブランドの製品を安い順に上から並べてみたので参考にしていただけると嬉しいです。
Logicool G613
『Logicool G613』です。Romer-G(タクタイル)スイッチ採用の電池式ワイヤレスキーボード。
ボディは少し薄めのフルサイズになっていて右上には便利ボタン、左端にはマクロキーなどが搭載されていたりと機能性に優れています。パームレストは着脱できません。
採用されているRomer-Gスイッチは「絶妙なクリック感がありつつも平均より作動点が浅い(反応が速い)」といった特徴で、誤入力が起きづらくもあるのでゲームと普段使いを両立した性能になっています。
ワイヤレスもロジクール独自の技術『LIGHTSPEED(ライトスピード)』が搭載されているので、USBレシーバーの使用時は有線と同レベルの遅延になってしまうほど。
かなり大きめなサイズ感や単三形乾電池2個(最長18ヶ月)が必要な点などが気にならなければ、シンプルに使いやすいのでおすすめの無線(ワイヤレス)キーボードです。
Corsair K57 RGB WIRELESS
『Corsair K57 RGB WIRELESS』です。メンブレンスイッチ採用の充電式ワイヤレスキーボード。
全体的に黒く綺麗にまとまっているデザインで、上側面にUSBレシーバーを収納できる場所があるのも地味にいいポイント。付属のパームレストも取り外し可能です。
ワイヤレス接続はUSBレシーバーとBluetooth接続の両方があり、有線接続で充電しながら使い続けることもできます。
スイッチはこの価格帯でメカニカル式ではないのが正直残念ですが、シンプルで優しい押し心地や並外れた静音性の高さはメンブレンだけの良さですね。
Corsair公式の『iCUE Software』ソフトを使うことでRGBライトの設定や、左端にある専用キー(G1~G6)にマクロをカスタマイズできる点なども含めておすすめの無線(ワイヤレス)キーボードです。
ASUS ROG Falchion
『ASUS ROG Falchion』です。メカニカルスイッチ採用の充電式キーボード。
とてもコンパクトなサイズですが、右端に矢印キーなどが詰め込まれているので65%という特殊なサイズになっています。日本語配列はありません。
採用されているスイッチは『CHERRY MX RGB』です。公式の画像ではなぜか青軸に見えますが実物は赤軸(打鍵感は滑らかで何にでも使いやすい軸)なので注意してくださいね。
軸は作動点2.0mm・ストローク4.0mmとシンプルな性能ですが、RGB版はスイッチ全体が透明になっていてライトが綺麗に見えるデザインで素晴らしい。
左側面に搭載されているタッチパネルで音量などが調整できたり、シンプルに全体的な使い心地がいい点もおすすめの理由です。
Razer Blackwidow V3 Pro
『Razer Blackwidow V3 Pro』です。メカニカルスイッチ採用の充電式キーボード。
Razer独自のキースイッチ『Green Switch』『Yellow Switch』の2種類から選べたり、日本語・英語配列もあったりとバリエーションはなかなか豊富。
上質なパームレストが付属していたり、長期間の使用でもキーキャップの印字が擦り減らない加工が施されていたりと高級キーボードならではの工夫が盛りだくさんです。
ワイヤレスは独自の『RAZER HYPERSPEED』が搭載され超低遅延の接続になっているので、他キーボードのようにUSBレシーバーを使用せずBluetooth・有線で使った場合でも従来の3倍高速というほど。
フルサイズキーボードにしては右上のメディアコントロールボタンが少なめに感じましたが、Fnキーが搭載されているので機能面も充分。
打鍵音はGreen Switchが青軸寄りののカチカチしたスイッチなので、音を抑えて使いたい方はYellow Switchをおすすめします。
Logicool G913
『Logicool G913』です。薄型メカニカルスイッチ採用の充電式ワイヤレスキーボード。
多機能・高性能の薄型キーボードになっていて、サイズはテンキーレスの『Logicool G913 TKL』からも選択可能。
ワイヤレスはロジクール独自の『LIGHTSPEED(ライトスピード)』が搭載されていて、G913の場合は有線よりも遅延が少なく安定するという高性能になっています。
LIGHTSPEEDほどの性能ではなくなりますがBluetooth接続にもワンボタンで切り替えられるようになっているので、1台のワイヤレスキーボードで2つの接続先を気軽に使い回すこともできたり。
無線の性能はもちろんですが、キースイッチまでしっかり薄型になっていて使用感も素晴らしいです。連打・長押しで活躍できて静音性もバッチリ。
ワイヤレス時の充電もフルで約30時間ほど持続するので「あと本当に気になるのはお値段だけ!」といった高級キーボードです。
無線(ワイヤレス)ゲーミングキーボードのまとめ
- デスク周りがスッキリした状態でキーボードを使うことができる
- 定期的に充電をする必要があったり、安物だと通信の途切れが心配
- 基本的に高額なほど接続の安定性、バッテリーの持ちが良くなる
快適なネット生活の助けになってくれる無線(ワイヤレス)ゲーミングキーボード。
自分も充電するのに結構面倒なイメージがありましたが、毎日スマホを充電するのと同じようにすぐ慣れる部分でもあるので、そこまで「デメリット!」という感じはしません。
キーボードとマウスを無線で揃えたデスクの眺めが最高だ。
無線(ワイヤレス)ゲーミングキーボードのメリット・デメリット解説や、おすすめモデル5選の紹介でした。
無線ゲーミングキーボードのおすすめ5選
- 『Logicool G613』
電池式で充電の手間いらず。遅延もなく有線レベルの安定感。 - 『Corsair K57 RGB WIRELESS』
押しやすく静音性の高いメンブレンスイッチ採用。多機能・良デザイン。 - 『ASUS ROG Falchion』
矢印キー搭載の65%キーボード。透明なRGBスイッチでライトが輝く。 - 『Razer Blackwidow V3 Pro』
超低遅延の高速キーボード。全体的に上質なデザイン・多機能。 - 『Logicool G913』
多機能・高性能・静音の薄型キーボード。テンキーの有無を選べるのも強み。
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