今回は、『HyperX リストレスト』をレビューしていきます!
ひんやりとしたジェル型のリストレスト(パームレスト)にすると、それを入れる素材がペタペタとしたシリコンのような物になってしまいがち。
ですが、そういった部分を補いつつジェルの良い所を残したのが『HyperX リストレスト』です。
ジェルの綺麗な色が見えないのはちょっと残念でしたが、手首に優しいひんやり・ぷにぷにとした触り心地で、表面はサラサラとしていてリストレストの良い所を集めたズルい奴。
寒い時期でも手の暖かさが馴染んで使いやすい。
そんなリストレストの良い部分・気になった部分をレビューしていきますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです!
HyperX リストレスト:外観・特徴
型番 | HX-WR |
サイズ | 横45.7cm x 縦9.9cm x 高さ2.3cm |
重量 | 318g |
素材 | クールジェル低反発クッション |
底面 | 天然ゴム製グリップ |
クールジェルが主な素材ですが、手の触れる部分はサラサラとした表面になっているのでベタ付くようなことは全くありません。
ジェルの柔らかさ・ひんやりとする部分を残しつつ、ジェル容器でありがちな問題点を上手くカバーしていました。
サイズ・材質
横は45.7cmでフルサイズのキーボードもぴったり。
表面に出っ張っていない控えめなロゴも良いですね。
ロゴが表面に印刷されているわけではありませんが、触るとうっすらデコボコが分かります。
裏面は天然ゴムとのことですが、結構しっかりとしたグリップになっています。苦手な人には苦手そうな点々の集合体でした。
裏面にはロゴがしっかりとあるね。
トータルかなり良い印象ですが、HyperXのイメージカラーである赤色の糸の主張が強いので、他ブランドのキーボードと一緒に使うと少し統一感がなくなってしまうようにも思えました。
他のジェル型リストレストと比較
記事の初めでも少し説明しましたが、ジェルをメインにしたリストレストにしようとすると、ケースのシリコン感が出すぎてしまうという課題があると(勝手に)思っています。
ですがHyperXのリストレストはその点をベストな形でカバーしていて、ジェルの柔らかさ・ひんやり感を残しつつ触り心地が良い物になっていました。
他のジェル型リストレストも使用していましたが…
「リストレストの上に薄い布を被せたい」のようなことをずっと思っていて、完全にそれを上回る素材でやられていました。
薄い布どころかサラサラとした表面でありつつ、指で引っ張ると伸びる位の伸縮性もある表面なので完全に他のリストレストの良い部分を集めたな~といった感じ。
表面を引っ張っても、端っこが糸で縫われていて(ステッチ加工)食い止められるので頑丈に設計されているなぁと伝わるんですよね。スゴイ。
HyperX リストレスト:レビュー
寒い季節にはあまり嬉しくないですが、ひんやりとして気持ちが良い触り心地です。
表面に対して少し感じたのは、二重構造になっているので軽く水を含ませて掃除するようなことがしづらい部分。
ただ意外とウェットティッシュやファブリーズで湿らせた後に天日干しすることでリフレッシュもできたので、そこまでの問題はなさそうでした。
伸縮性のある表面なので、ゴシゴシ拭いて伸ばしちゃわないように少し注意。
高さは2.3cmなので色々なキーボードにフィットします。
ですが個人的には1.7~2cmくらいの高さがベストだと思っているので、ほんの少しだけ高く感じますね。
あとは角度が平坦なので坂がないのが気になりますが、ジェルに手が沈み込んでフィットするので問題なし。
底面がかなり頑丈に作られているので、使っていてリストレストがズレる心配がないのも良いです。
机がサラサラでも、ガッチリ止まってくれるね。
使用面は素晴らしいと思ったので、サイズと糸の色などが選べたら僕の中では完璧でした。
HyperX リストレスト:レビューまとめ
- サラサラ・ひんやりとして気持ち良い。
- 汗のケアがしづらい。
- サイズがフルサイズしかない。
- 全体的にクオリティが高く、コスパが良い。
ジェルタイプの良い部分を残しつつ、触り心地をサラサラにする工夫が素晴らしいリストレスト。
ひんやり・ぷにぷにと柔らかい触り心地になっているので、PCの作業で手首がお疲れ気味の方におすすめしたいです!
コスパも良くて、シンプルなデザインで使いやすい。
『HyperX リストレスト』のレビューでした。
コメント