この記事では「パームレストとは? 」という解説に加えて、公判では色々な種類のパームレストを紹介していきます。
まずは『パームレスト』の役割を簡単に説明しますと、以下の3点が主な役割になるかと思います。
- 常に硬いデスクに手首が押し付けられて痛んでしまうのを防ぐ。
- 高さのあるキーボードを使う時に、手首の角度が急になってしまうのを抑える。
- 良くも悪くもひんやりとした素材だと、手首を冷やしながら使うことができる。
『リストレスト』なんて名称もありますが、
- wrist:リスト、手首
- palm:パーム、手のひら
という意味なので、本当ならパームレストとは少し違った役割なんですよね。
でも明らかに手首を守りそうな形状の物でも「パームレスト」って言われてるし、正直なところ曖昧。
購入を考えている際には名称は気にせず、素材や高さをチェックすれば問題ありません。
ということで、説明が終わってしまったので…
本編では 色々な種類のパームレストや、商品を買う必要性などについて深掘りしていきますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです!
【関連記事】パームレストはいらない? 高さ次第では必要です。
パームレストとは:色々な素材・種類がある
パームレストはふわふわとした素材以外にも、様々な種類のタイプがあるんです!
- クッションタイプ(色々な素材の違いもある)
- 天然木で作られているタイプ
- ジェルなどが入って冷たいタイプ
- モチモチとしたレザー調のタイプ
- 透明で綺麗なアクリル製のタイプ
主に使用されているモノをザックリとまとめてみても、これほどの種類が存在します。
そして当然、メーカーごとに形が違ったりする。
ということで今回は、人気があって実際に使用しているモノで「これは良い!」と思ったパームレストをピックアップしてご紹介します!
FILCO ウッドパームレスト
FILCOの『ウッドパームレスト』(Mサイズ)です。
北海道産の天然木で作られているサラサラとした触り心地のパームレストです。
木の曲がり防止などのために切り込みが数本入っていますね。
裏面は付属のクッションシールを貼ることで滑り止めになるので木でも安心です。
あとはやっぱり木なので「硬くて効果なさそう・・」と思うかもしれませんが、そんなことは全くないんですよね。
柔らかければいいというものでもなくて、適切な位置に手首をセットすることが大事です。
だから薄型のキーボードの場合はパームレストが必要なかったりするんだよね。
手首の位置にある坂が絶妙にちょうど良くて使いやすい、木の温かみのあるパームレストです。
FILCO Majestouch パームレスト
FILCOの『クッションパームレスト』(Mサイズ)です。
クッションタイプですが、表面はウルトラスエードというサラサラもザラザラもしない面白い質感のパームレストです。
クッションタイプですが、手を置くだけで沈み込むような柔らかさではなくて本当に「手を置く」といったイメージ。
FILCO ウッドパームレストの約半分ほどの価格帯で、シンプルな作りのパームレストです。
▼ FILCO Majestouch パームレストのレビューはこちら
Kensington ErgoSoft パームレスト
Kensingtonの『ErgoSoftパームレスト』(スタンダード)です。
上品なブラックレザー調のデザインで、しっとりモチモチとしているのが特徴です。
強めに指で押すと本当に指が濡れたような感覚が楽しめます。
サイズがフルサイズのみで、テンキー部分の手を置く面積が狭くなっているのが少し気になるトコロです。
使い心地は本当に良いので、フルサイズのキーボードを使うときに特に相性の良いパームレストです。
Kensington GELパームレスト
Kensingtonの『GELパームレスト』(スタンダード)です。
外側のシリコンのような(ライクラ)素材の中にジェルがパンパンに詰まっているパームレストです。
少しペタペタとして肌にくっ付くような材質ですが洗いやすいのが特徴です。
サイズが大きく、どの角度から見ても平坦な部分がないデザインになっています。
ひんやりと冷たく、光に当たると反射が綺麗な面白いパームレストです。
HyperX パームレスト
HyperXの『(クールジェル)パームレスト』です。
普通のクッションタイプとジェルタイプの良い所を掛け合わせたようなパームレストになっています。
ジェルの冷たさと柔らかさがありながら、外側がシリコンではないのでベタベタとしないのが特徴です。
ベタベタしないところかサラサラとしていて、薄い布の感触が手によく伝わります。
柔らかくひんやりとしていて、とても手に優しいパームレストです。
パームレストとは:変わった種類もある
ここまでシンプルなパームレストを紹介しましたが、少し変わったタイプの物も存在します。
既に映っていますが、ワンちゃんのぬいぐるみ。アニマルパームレスト「MOCHIMAL」です。
かなり大きめで使いづらいのですが、癒し要因として頑張ってくれます。
しっぽに邪魔をされても、可愛ければ許しちゃいますよね。(?)
他にもキュートに手首を守ってくれる「マモちゃん」というアームレストもあります。
ふざけているようですが結構よくできているデザインになっていて、手に装着するタイプなのでキーボードやマウスがどこにあろうが、同じ感覚で手首を守ってくれるんです。
抱きついてマモってくれるというデザインがキュート。
少し人を選びそうな商品ですが… デスク周りが楽しくなりそうなパームレストたちでした。
パームレストとは:代用・自作はあり?
みんなが感じているであろう…「ただの木の板っぽいし、自作したり何かで代用できるんじゃない?」という疑問。
もちろん”作るだけ”でいいなら作ることは可能でしょうし… そもそも高さと肌触りの良さが必要なら別にタオルとかでも良いのでは?と思ってしまいます。
割とマジです。
とにかく安い物が欲しかったり、素材にこだわりがない場合は、この記事で紹介したような商品は必要ありません。
ただ、一見シンプルな木に見えても配置が考えられた切込みが入っていたり、絶妙な坂が作られていたり、劣化しづらい木のチョイスだったりするんですよね。
長期的に使う目線で、そういった部分を魅力的だと思うか思わないかで判断するのがいいと思います。
きちんと完成された商品で「机の上は見栄えを良くしたい」なんて理由もありますよね。
パームレストとは:まとめ
- パームレストとは手首を守ってくれる大事な道具
- 様々な素材・タイプのパームレストがある
- 特に立派な商品に頼らなくても、各ご家庭にあるタオルで手首を守ることはできる
- 高価格の完成されているパームレストには、それなりの高い理由がある
「パームレストとは」という疑問についての解説と、様々な種類の商品や「手首を守ること」の考え方などをまとめてみました。
関節が痛むクセが付いてしまう前に、お気に入りのパームリストを見つけることを推奨します!
手首マジで大事。
良いパームレスト選びの参考になれば幸いです。
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