この記事ではパームレストについての解説や、筆者が様々なパームレストを使い厳選したおすすめ5種を紹介していきます!
キーボードの手前側に置いて、手首の疲れや痛みを軽減することができる『パームレスト』
天然木やクッションタイプの物、ジェル型・レザー調・ぬいぐるみの物まで様々な種類があるんですよね。
そういった様々なタイプがある中で…
- どのような高さが丁度いいのか。
- 手首に優しいのは、どのような素材なのか。
上記の点を意識しながら実際に作業やゲームで徹底的に使用して、おすすめ5選の中で(さらに)個人的な順位を勝手に決めてみました。
“触った時の暖かさ“も影響するから、季節ごとに使い変えるけど上位のパームレストほど時期を問わずに万能だと感じた。
使ってみないと分からないような部分もしっかり紹介していきますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです!
パームレストは長時間作業のお供に最適
おすすめを紹介する前に、簡単にパームレストについて説明していきます。
そもそもパームレストには、どんな役割があるのかというと…
- 硬いデスクに手首が押し付けられて痛くなるのを防ぐ。
- 高さのあるキーボードを使う時に、手首が急な角度になってしまうのを抑える。
- (良くも悪くも)ひんやりとした素材だと、手首を冷やしながら使うことができる。
主に上記の3点になるかと思います。
要するに、長時間の文字入力作業のようなシチュエーションで助けになってくれるアイテムなんですよね。
そして人による部分でもありますが、キーボードの高さが1cm違うだけでパームレストの必要性が変わってきたりもします。
高さが4cmほどのキーボードだとパームレストは必要なく、5cmほどの高さになると必須レベルに感じる…というような重要な要素です。
様々なキーボードとパームレストを使ってきて、使いやすいと感じたのはパームレスト自体の高さが1.5cm~2cmほどあるものでした。
特にこだわりがなければ 2cmほどのパームレストを使用したり、折り畳んだタオルなどで高さを確認してみることをおすすめします。
【関連記事】パームレストとは?長時間作業のお供にかかせないアイテムです。
パームレストのおすすめ5選
それでは、パームレストのおすすめ5選を紹介していきます!
おすすめ5選 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
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商品名 | 漆塗り ウッドパームレスト | FILCO ウッドパームレスト | HyperX パームレスト | ErgoSoft パームレスト | Majestouch パームレスト |
特徴 | 木っぽさは失ったが手触り最高。 サラサラ&ペタペタ。 | 触り心地は まさに『ウッド(木)』 サラサラ&ザラザラ。 | ひんやりジェル型だが、カバー付き。 ぷにぷに&サラサラ。 | 上質なレザーがひんやり気持ち良い。 しっとり&ぷにぷに。 | 不思議な触り心地の、クッションのタイプ。 ほわほわ&サラサラ。 |
高さ | 1.6cm(滑り止めシール込みで2.0cm) | 1.6cm(滑り止めシール込みで2.0cm) | 2.3cm | 1.5cm | 1.7cm |
材質 | 天然木 + 漆塗り | 天然木 | クールジェル低反発クッション | ブラックレザー | 高機能ウレタンフォーム |
FILCO 漆塗りウッドパームレスト
- サイズ:横36 x 縦8.2 x 高さ1.6 cm
- 重量 :253g(実寸)
- 素材 :北海道産天然木
- 表面 :摺漆塗り(すりうるしぬり)
FILCOの漆塗り加工が施されたウッドパームレストです。
漆塗り加工がないパームレストだとウッド感が結構あったのですが、ここまで表面にベッタリ塗られると触り心地はもちろん別物。
とは言っても うっすら伝わる木の感触や、体温が馴染みやすい「木の暖かさ」があり、本当に使いやすくなってます。
普通のウッドパームレストだとべた付きやすく 手汗が残るような感触が気になるのですが、見事に漆塗りが打ち消しているんですw
まさにパームレストの良いとこ取り。
形状や硬さなどの素晴らしさは、次でも説明するウッドパームレストとほぼ同じなので「漆塗りだけの良さ」を重点的にまとめてみました。
少しお高いのが気になりますが、それほどの価値があるな~と思わせてくれるパームレストです。
FILCO ウッドパームレスト
- サイズ:横36 x 縦8.2 x 高さ1.6 cm
- 重量 :248g(実寸)
- 素材 :北海道産天然木
FILCOのウッドパームレスト Mサイズです。
ウッドなのでもちろん素材は木なのですが、北海道産の天然木が使用されています。
汚れているように見えてしまうくらいの天然さですが、触り心地がサラサラとしていて「ザ・木材」って感じの匂いも心地いいんです。
「木だから硬いんでしょ?」と思うかもしれませんが、不思議と手首が痛くなったりはしません。
柔らかければ良いってことではなくて、適切な高さ・坂の位置が大事なんだと気づかされました。。
高さは1.6cmと記載していますが、「開封直後」と「付属のクッションテープを裏面に貼った状態」とではもちろん高さが異なります。
シールを貼ることで高さが2cmになりますが、これがまた大体のキーボードと丁度いい高さなんですよね。
パームレストと同じメーカー『FILCO』のキーボードを使っていると、幅も高さもピッタリで気持ちがいいです。
高さを2cmにしたことで少し気になった点は、休憩で手前に重心を預けると前側がパカッと開いてしまうくらいです。
※そこまで気になりませんが、クッションシールを貼らずに使ったり、パームレストとキーボードの距離を少しあけることでパカパカは防止可能。
シンプルにめちゃくちゃ使いやすいパームレストなのでおすすめです!
HyperX 低反発クッション パームレスト
- サイズ:横45.7 x 縦9.9 x 高さ2.3 cm
- 重量 :318g(実寸)
- 素材 :クールジェル低反発クッション
クールジェルタイプのHyperX パームレストです。
見た目は普通のクッションに見えますが 内側の素材はジェルなので、ぷにぷに&ひんやりしています。
本当に前から思っていたことなのですが… ジェルタイプのパームレストになると手がべた付くシリコンのようなボディになってしまったり、派手なデザインが多くて少し選びづらいんですよね。
そういった気になる部分を「サラサラとした薄い布で覆う」ことによって、ジェルの良さを残しつつ触り心地が良いという理想のようなパームレストになっています。
派手なカラーのジェルも良いですが、落ち着いたデザイン&ジェルタイプという組み合わせが気になる人におすすめです!
Kensington ErgoSoft パームレスト
- サイズ:横44 x 縦10 x 高さ1.5 cm
- 重量 :580g
- 表面 :ブラックレザー
- 構造 :人間工学(エルゴノミクス)
Kensington(ケンジントン)のスタンダードなパームレスト。
上品なブラックレザー調のデザインですが、触り心地はしっとりモチモチしています。
本当に強めに触ると「指が濡れた!?」って感じるほどのしっとりもちもち感です。
高さは1.5cmで、今回の比較しているパームレストの中では低め。
ですがパームレストに対しての高さ、角の丸みがちょうどよくて結構使いやすいです。
惜しいと思ったところが “左右対称ではない” という部分で…
テンキー部分の面積が少なめになっているんですよね。。
これが見た目的にも少し落ち着きませんし、テンキーを使う時に手首をセットする位置がちょうど端っこになっていてツルツル滑ったりします。
これはパームレストをキーボードから少し距離をあけて配置することで改善できますが、「左右対称でも別に良くないかな?」と思ってしまうのが正直なところ。
テンキーレスキーボード用のサイズがなく、「スタンダード」を選ぶといきなりテンキー用の大きさ・形状になるのが少~しだけ不満です。
※別サイズ「コンパクト」を選ぶとテンキーすらないキーボード用のパームレストになります。(横28cm)
使い心地は本当に良いパームレストなので、シンプルで大人っぽい見た目(でもモチモチ)のモノを探している方におすすめです!
FILCO Majestouch パームレスト
- サイズ:横36.5 x 縦8 x 高さ1.7 cm
- 重量 :119g(実寸)
- 表面 :ウルトラスエード
- クッション:高機能ウレタンフォーム
FILCOのクッションタイプのパームレスト。
柔らかくも硬くもあって、サラサラ・ザラザラともしてるような不思議な触り心地になっています。
「シンプルなウレタンフォームの塊がこのお値段か~」と思うこともありますが、表面・中心・底面で素材も分かれているので見た目より手間がかかっているからかもしれませんね。
このパームレストに坂はなく、全エリア高さ1.7cmです。
今回はテンキーの付いていないキーボードとほぼピッタリなサイズを選びましたが、Amazonの商品ページからも3種類の横幅から選ぶことも可能。
そして左下に見えている「FILCO」のロゴが左手の当たる位置にあるので、ペタペタ感じたりロゴが剥がれたりするという気になる部分もありました。
(上下を入れ替えて、ロゴを右上にしてもOK)
使用感としてはまさにシンプルといった感じで、他のパームレストのように坂がないことから、好きな配置・使い方でも万能にこなしてくれる安心感がありました。
今回紹介している中では一番安かったり、好みの圧さ・サイズ・カラーから選ぶことができる点なども含めて、かなりおすすめのパームレストです!
▼ FILCO Majestouch パームレストのレビューはこちら
おすすめのパームレスト:まとめ
- パームレストは長時間作業のお供に最適。
- 無理に買わなくてもタオルなどで高さを調節できる。
- 特におすすめなのは『漆塗りウッドパームレスト』
様々なパームレストを常に使用してきましたが、やっぱり「硬さ・高さのわずかな違いで、使い心地が結構変わるんだな~」と思いましたね。
パームレストの特徴&おすすめパームレスト5選の紹介でした。
おすすめ5選 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
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商品名 ※画像をクリックすると、記事内のレビューに移動します。 | 漆塗り ウッドパームレスト | FILCO ウッドパームレスト | HyperX パームレスト | ErgoSoft パームレスト | Majestouch パームレスト |
特徴 | 木っぽさは失ったが手触り最高。 サラサラ&ペタペタ。 | 触り心地は まさに『ウッド(木)』 サラサラ&ザラザラ。 | ひんやりジェル型だが、カバー付き。 ぷにぷに&サラサラ。 | 上質なレザーがひんやり気持ち良い。 しっとり&ぷにぷに。 | シンプルなクッションタイプ。 ほわほわ&サラサラ。 |
高さ | 1.6cm(滑り止めシール込みで2.0cm) | 1.6cm(滑り止めシール込みで2.0cm) | 2.3cm | 1.5cm | 1.7cm |
材質 | 天然木 + 漆塗り | 天然木 | クールジェル低反発クッション | ブラックレザー | 高機能ウレタンフォーム |
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