【Apple純正 MagSafe充電器 レビュー】正しく使えば優秀!マグネットで着脱が簡単なワイヤレス充電器。

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Apple純正 MagSafe充電器 レビュー

今回は『Apple純正 MagSafe充電器』をレビューしていきます。

iPhoneの背面にマグネットで固定することで持ちながら充電できて、片手で気軽に着脱できるMagSafe充電器。

Apple純正 MagSafe充電器を手で持っている

やっぱりiPhoneを使うなら、まずはApple純正の性能を知らなくては…ということで購入してみました。値段は高いけど安定感がスゴイ。

買う前にレビューを眺めていて「iPhoneから外しづらい~ 充電が遅いよ~~」とビビらされていたんですけど、実際に使ってみたら全て真逆の感想でした。どういうこと?

ただ100点な製品だ~とも感じなかったので、気になる部分など含めて正直にチェックするぞ!

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Apple純正 MagSafe充電器:概要

Apple純正 MagSafe充電器の概要
スクロールできます
製品名MagSafeマグセーフ充電器
ブランドApple(アップル)
サイズ縦 5.5 × 横 5.5 cm
薄さ0.5mm
重さ39.8g(ケーブルを持つと約33.5g)
ケーブル一体型USB-Cケーブル(1m)
出力最大15W
接続技術ワイヤレス

Apple純正 MagSafe充電器』はiPhoneの背面にマグネットで装着し、最大15W出力で充電できるワイヤレス充電器です。

MagSafe対応ケースなどで使うのがベストですが、充電器の上に置いて使うだけでよければ普通のケースやAndroidスマホでも充電可能。

カラーバリエーションはホワイト(シルバー)のみ。本体はケーブルと一体型で着脱はできないので扱いに注意です。

外観:MagSafe部分にピタッとハマる充電器

まずはパッケージを開封していきます。

Apple純正 MagSafe充電器のパッケージ
縦・横8.2cm

ほぼ本体と同じくらいのシンプルなサイズ感。

中には『Apple純正 MagSafe充電器』本体と、説明書類が2つ入っていました。

Apple純正 MagSafe充電器の付属品
保証・使い方の説明書

スルーしがちですが、“20W出力以上のアダプタ推奨”など色々と書いてあるので、説明書を読むのは意外と大事。

そして本体の外観はこちら。中央の白い部分がiPhoneにくっ付ける場所です。

Apple純正 MagSafe充電器の正面

充電部分は白くなっていて、爪で引っかくとえぐれそうなほど滑らかな触り心地。MagSafeに対応していないケースでも少し動きが止まるほどの滑り止めでした。

側面は底面と同じ金属材で厚さは5mmほど。

Apple純正 MagSafe充電器を装着して斜めから確認
iPhone 14 Proの厚さは約9mm

MagSafe充電器がカメラレンズより飛び出ているので、下に向けて置いてもレンズがぶつかることはありません。

ケーブルは“USB Type-Cの一体型”になっていて、着脱できないのでケーブル側が損傷するだけで本体も使えなくなります。

Apple純正 MagSafe充電器の側面
R-NZ とか彫ってある

底面は側面と同じ材質で滑り止めなどはないので、木のデスクだとツルッツルに滑る。

Apple純正 MagSafe充電器の底面

充電中はiPhoneの重さなども合わさるので、滑りすぎて使いづらい~といったことはないですね。

充電中に熱くなることが多いのですが、背面が金属製なので熱しやすく冷めやすく感じます。“置く場所が放熱しやすいか”なども大事。

重さは39.8g。どうしてもケーブルが重さに加わってしまうので両方計測してみました。

Apple純正 MagSafe充電器の重さを測る(ケーブルそのまま)
ただ置いた状態:39.8g
Apple純正 MagSafe充電器の重さを測る(ケーブル持ち上げ)
ケーブルを持った状態:33.5g

当然ですがMagSafeで装着するモバイルバッテリーとかだと150g前後になってしまうので、比べるとかなり軽く感じますね。推奨はしませんがiPhoneを使いながらの充電も快適。

Apple純正 MagSafe充電器:レビュー

Apple純正 MagSafe充電器のレビュー

Apple純正 MagSafe充電器』の使用感をレビューしていきます。

充電しながら様々なシーンで使える

Apple純正 MagSafe充電器』はワイヤレス充電器でありながら、iPhoneを充電したまま持って使えるようになるのが便利です。

Apple純正 MagSafe充電器は様々なシーンで使える

ポンッと置くだけで充電する製品が多いなかで、“置いた状態だとiPhoneが操作しづらい”という弱点を克服した充電器(iPhoneのバッテリー寿命的にはよくないけど、やっぱり必要な場面がある)

手で持って使う他にも『MOFTスタンド』などを連結させることで、スタンド状態のままMagSafe充電器を使うこともできたり。

MOFTとMagSafe充電器をあわせて使える
磁石の連結は可能性を感じる

少し追加アイテムが必要ですが、置き・スタンド・持つの全てに対応しているのは優秀ですし、何より充電器の約40gという軽さが際立ってました。

iPhoneを裸で使っていても、充電器に厚みがあるおかげでレンズがぶつからないのもいいですね。

片手で気軽に着脱できる

Apple純正 MagSafe充電器』は片手で簡単に着脱できます。デスクの上に設置しておいてポンッと置くだけで充電開始。

Apple純正 MagSafe充電器は片手で気軽に着脱できる
ケーブルが1mなので、持ち上げるのも考えて配置

とてもコンパクトではありますが、軽く充電スタンドのように定位置を決めておくと使いやすかったです。

そして外す時は指で横にスライドしてあげると簡単に外れました。上下に動かすと取れずらいので注意。

※見やすく逆に持ってるだけ

ケーブルを引っ張ってiPhoneから外すような使い方を続けていると断線する原因にもなるので、外す時は横スライドを徹底してください。

Amazonレビューを眺めていたら外し方を知らない方が低評価を増やしていたのでちょっと悲しい。きちんと使えば磁力強力・着脱簡単です。

最大15Wの出力で充電できる

Apple純正 MagSafe充電器』は最大15Wの出力で充電できます。出力が7.5Wや12Wの製品が多数ある中でこれは優秀。

Apple純正 MagSafe充電器は最大15Wの出力で充電できる

最大出力に関してはApple公式サイトで様々な条件などが記載されていましたが、簡単にまとめると“20W以上のアダプタを使えば大丈夫”。使っているアダプタの裏側を確認してみてください。

PD65W出力の充電器で使ってみたら、11~20Wあたりをうろついていました。

Apple純正 MagSafe充電器を約15Wで出力している
8.76V × 1.65A = 14.454W

最大15W出力とは書いてありますがアダプタの電圧によって少し上限は増えるので、より良いUSB充電器を使えばいいことは確かです(上がり幅はふわふわしてますが)

Apple純正 MagSafe充電器は15W~20Wの出力ができる
9V × 2.2A = 19.8W、5V × 3A = 15W(仕様)

これもまた適当なアダプタに繋げ、MagSafe対応でもないスマホ・ケースを使いながら「充電が遅いじゃん!」と言ってる方がちらほらいるので悲しい。

「電気が通ってれば何でもいい」というわけではないので、充電器・充電対象・本体の熱などを踏まえてきちんと“最大”出力で充電できると世界が変わりますね。

Apple純正 MagSafe充電器:気になる部分

Apple純正 MagSafe充電器の気になる部分

Apple純正 MagSafe充電器』の気になった部分もレビューしていきます。

本体と一体型のケーブルなのに長さが1m

Apple純正 MagSafe充電器』はケーブルが意外と短いです。長さは1mで、ケーブルと充電部分は着脱できません。

Apple純正 MagSafe充電器は一体型のケーブルなのに長さが1m

例えば、身長約160cmの人が“座っている状態でスマホを胸の前に持ち上げている高さ”が地面から約80cm。とすると付近20cm以内にUSB充電器(充電ポート)がないとダメだったり。

もちろん使う場所やコンセントの位置などに左右されますが、高身長の人ほど床からの距離があるのでケーブルの短さには悩まされそう。

Apple純正 MagSafe充電器を伸ばして使ったら長さはギリギリ
デスク裏のすぐから伸ばしてもギリギリ

USB Type-C 延長ケーブル』という商品も存在しますが、そもそも白い延長ケーブルが珍しかったり、せっかくのApple純正品がカッコ悪くなってしまいます。

「ケーブルと一体型だから断線したら終わり」なんて側面もあるので、無理に引っ張りすぎないで使うようにも注意ですね。

ケースによっては使いづらい

Apple純正 MagSafe充電器』はケース次第で使いづらく感じることがありました。

特に『TORRAS UPRO Ostand』のようなスマホリングが内蔵されているケースだとMagSafeでくっ付いてきます。もちろんリングが浮いている状態だと充電はできてません。

Apple純正 MagSafe充電器はケースによっては使いづらい
“充電が終わったから上げる”という使い方はできる

MagSafeに対応していないケースでも載せるだけで使えるとは書きましたが、厚めのケースだと反応が悪かったり充電速度にも影響します。

Apple純正 MagSafe充電器は対応しているケースで使うのが理想
普通の安いシリコンケースでも使えるけど磁力が弱い

そして繰り返しにはなりますが、MagSafe充電器の磁力は“縦に強くて横に弱い”ので、どのケースでも横にスライドしてあげるだけで外れました。

この充電器を最大限に活かして使うには裸のiPhoneで使うか、MagSafe対応のケースを使うのがベストですね。

充電しているとすぐに熱くなる

Apple純正 MagSafe充電器』は使っているとすぐに熱くなります。正直ワイヤレス充電ではよくあることなのですが、Amazonレビューでも結構言われていました。

Apple純正 MagSafe充電器は充電しているとすぐに熱くなる
iPhone 14 Proで使用

充電時間を計測してみると(60→71%まで)10分経っただけでも冬は頼りになりそうなくらいじんわりぽかぽか。(71→81%まで)20分経った頃にはホカホカです。

画面は消していてタイマーアプリしか使ってないにもかかわらず、iPhoneの上に手をかざすとかすかに熱気を感じるレベル。

Apple純正 MagSafe充電器は熱いと出力が弱くなる
熱いせいで約11.7W出力

充電器の熱がよりスマホを温めるのも少し気になりますし、充電器自体も熱くなると出力(充電速度)が弱まります。

発熱するほどのゲームアプリなどをプレイ中に充電するとアッチアチになるので注意。1分1%以上のペースでしっかり充電してくれているのは良いんですけどね。

Apple純正 MagSafe充電器:まとめ

Apple純正 MagSafe充電器
総合評価
( 4 )
メリット
  • 充電しながら様々なシーンで使える
  • 片手で気軽に着脱できる
  • 最大15Wの出力で充電できる
デメリット
  • 本体と一体型のケーブルなのに長さが1m
  • ケースによっては使いづらい
  • 充電しているとすぐに熱くなる

人気製品なので基礎的な話を多めにしてみましたが、結局は使い方次第です。2,400件以上あるAmazonレビューで「充電が早い・遅い」がたくさん分かれているのはそういうこと。

最大出力の15W状態で遅く感じている場合は、シンプルに生活スタイルとワイヤレス充電の速度が合っていません。最初から有線を使うべき人。

値段に関しては「高すぎる!」というのが正直なところですが、Amazonのテキトーな安物で外観や細かい部分にモヤモヤした過去もあるので“Apple純正品の安心代”を払ったるわという感じ(充電系は燃えたり爆発したり何かと物騒ですし)

ケーブルの短さや一体型という部分だけで★-1しちゃいましたが、性能と使い勝手はかなり優秀なMagSafe充電器でした。

どんな人におすすめ?

  • 有線の充電がめんどくさい人
  • 生活スペースの近くにコンセントがある人(ケーブルが短いから)
  • 20W出力以上のUSB充電器で正しく使える人
  • Apple純正品で安心したい人
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