今回は提供いただきました、USBハブ『VAVA VA-UC020』をレビューしていきます。
普通のUSBハブというと「1つのポートから複数のUSBポートに拡張できる」という役割かと思いますが…
この製品は『Type-C端子』はもちろん、モニターなどに出力できる『HDMI』や『イヤホンジャック』が搭載されているという多機能っぷり。
軽量・コンパクトで持ち運びがしやすく、Type-Cケーブルも内蔵されているという万能なUSBハブですが「ちょっと気になるかな?」といったところもレビューしますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
VAVA VA-UC020:概要
- Type-Cポート1つで8つのデバイスに対応。
- 最大5Gbpsの高速データ転送を可能にするUSBポートを搭載。
- 最大2TBの容量にも対応したSDポートを搭載。
様々な状況で活躍してくれる手のひらサイズの多機能USBハブ。
上記の画像に記載されているような『Type-C』端子に対応しているノートPCやスマホ・タブレットなどに互換性があります。
シンプルにUSB3.0も搭載されているので、もちろんType-Cではないデバイスに対して使用することも可能です。
パッケージ開封・付属品
それではパッケージを開封して、中身をチェックしていきます。
USBハブ本体に加えて、書類が2つ。
VAVA VA-UC020の付属品
- 取扱説明書
- サポートカード
サポートカードには保証期間(12ヶ月)、説明書には各ポートの説明・使い方のヒントなどが記載されていました。
解説は分かりやすく日本語もありましたので、購入した際は要チェックです。
外観・できることのチェック
ひんやり・サラサラとした表面で、にょろ~んと伸びているType-Cのケーブルは本体から着脱不可になっていました。(ケーブル部分の長さは約18cm)
本体部分は『長さ10.5cm・幅4.1cm・厚み1.1cm』といったコンパクトさ。クレジットカードより少し長さがあるくらいのサイズになっています。
約66.7gという重量なので、常時カバンに入れておいても問題ないほどの軽さでした。
そしてぐるっと外観をチェック。ちなみに端子については説明書にも記載されていましたので一応添付しておきます。
使用時の目線から見た右側面。端子が3つにイヤホンジャックが1つ付いていました。
USB3.0・Type-Cも搭載されていてスマホなどの急速充電はもちろん、様々なデバイスを接続することも可能です。
そして左側面には端子が3つ。サイズの異なるSDカードを読み取ることもできます。
『PD IN』の場所に外側から充電器を挿し込み、元々付いているType-CケーブルをノートPCなどに繋げて充電するのが想定されている使い方かなと。(一応逆に繋げても急速充電はできましたが)
そして手前側の小さいスペースには、モニターの出力に使用されるHDMI端子が付いています。
こちらからは最大4K/60Hzの解像度で出力することが可能なので、ノートPCの画面をスクリーンに映し出す時もバッチリ高画質で共有することが可能です。
まとめると『VA-UC020』さえあれば「ポートの数が足りない!」なんてこともなければ、PCに元々備え付けられていないこともあるHDMIやイヤホン(スピーカー)への出力も可能になるという万能さ。
次の項目『使用感』でも紹介しますが、スマートフォンに繋げることでも1つのポートから様々なデバイスに接続することができるので…とても可能性を感じました。
VAVA VA-UC020:レビュー
ポート数の多さや急速充電対応な点はもちろん快適で、他にも仕事など色々なシーンで便利だと感じた部分は…
会議室などで「ノートPCの資料をモニターに出力させたいし、スピーカーも繋げたい。」といった時にPCの両端にあちこちからケーブルを挿さなくていいという点。(一点集中なのでゴチャゴチャしない)
さらにプレゼンの担当者を会議中に交代する際に、普段なら各デバイス分のケーブルを全て引き抜いてから交代していましたが、『PCからUSBハブを抜いて、次の人に渡す。』これだけでOKになったのが画期的でした。
限られたシーンでの使用感になりましたが、要するに『USBポートの拡張』という役割だけでなく、『複数デバイスに対する付け替えの手間』に対しても便利なハブだと思います。
使いたい端子の種類・個数が絶妙に揃っているのも良いですね。
気になる部分:着脱不可能なType-Cケーブル
ですが、少し気になる点もありまして…『Type-Cケーブルの部分が着脱できない』という作りになっているところ。
「どのUSBハブでも大体そうじゃん」と思うかもしれませんが…
他のハブはどっしりと構えていて「家で固定して使ってね!」という意思を感じるのに対し、こちらは持ち運びしたくなるオシャレ・スマートなデザインなのでケーブルの主張が気になってきます。(勝手な意見)
ふにゃふにゃではなく割と硬めのケーブルであったり、曲げてもピンッと戻ってくる芯の強さがあるので、未使用時には約18cmも長さのあるケーブルが不自然に飛び出ているように感じました。
何か事情があるのかもしれませんが、ハブ特有の欠点部分かな~と思いました。(使用中はもちろん気になりませんし、ケーブルは折って収納すればいいだけの話ですが)
ケーブルを追加で買わなくてもいいのは本当にありがたいんだけどね…。
スマホでの活用も快適
ノートPCと接続するのがメインの使い方かと思いますが、スマホで使った場合でも便利な部分がたくさんありました。
キーボードやマウスと繋げることで、わざわざ無線キーボードを買わなくても使うことができたり、スマホをパソコンのように操作できたりと意外と便利な使い方もできるんです。
自分の好きなキーボードを使ってスマホで作業することができたり、特別な設定などをしていない状態でもマウスホイールでページをスクロールすることができたりと、スワイプする手間が省けて快適だったりします。
…少し実用性のない使い方だったけど、それくらい自由度が高いってこと。
最近のスマホはイヤホンジャックがなくなったり、Type-C端子のイヤホンが付属されていることがあるかと思いますが…
そんな時にどんな端子のイヤホンでも使うことができますし、「充電中だからポートが足りない」なんてこともないんですよね。
SDカードも読み込むことができるので、カメラで撮った写真を外出先のままスマホなどの画質で加工・確認できるのもGood!
コンパクトでType-Cケーブル内蔵ということもあり、スマホでの使用も快適な多機能ハブでした。
VAVA VA-UC020:レビューまとめ
- Type-C端子1つで、8つのデバイスに対応。
- 最大5Gbpsの高速データ転送を可能にするUSBポートを搭載。
- 最大2TBの容量にも対応したSDポートを搭載。
様々な状況で活躍してくれる手のひらサイズの多機能USBハブ。
ハブってゴツゴツしてて少しダサいのが多いけど、良デザインだからどこでも使いやすいのが良かった。
『VAVA VA-UC020』のレビューでした。
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