今回は、『HyperX Alloy Origins Core RGB』をレビューしていきます!
赤軸なのでクリック感がなく滑らかで、打鍵音が静かなゲーミングキーボード。

赤軸が好きで集めている&HyperXのキーボードが気になる…ということで軽い気持ちで購入してみると、まさかの大アタリでした。。
普通の赤軸を使っていると感じてしまうような、
- 少しかすれるような押し心地。
- 赤軸なのに物足りない滑らかさ。
- 響いてしまいがちなバネの音。
上記の不満を一切感じさせないキースイッチ「HyperX Red」で構成されています。
よく出回っている「Cherry MX Red」などの赤軸を普段から使っている人なら、滑らかな押し心地に驚くと思いますね。。
滑らか過ぎて、よく響いてしまいがちな「バネ音」が全くと言っていいほど聞こえません。

そんなHyperXのキーボード『Alloy Origins Core RGB』を、正直にレビューしていきますので、ぜひご覧ください!
HyperX Alloy Origins Core RGB:外観・特徴
『HyperX Alloy Origins Core RGB』

型番 | HX-KB7RDX-JP |
サイズ | 横360 × 縦132 × 高さ35 mm |
ケーブル | Type-C(着脱可) |
重量 | 1.1kg |
バックライト | LED RGB |
キースイッチ | HyperX Red(赤軸・リニア) |
HyperX独自のキースイッチで、正確性・耐久性に優れた軸です。
クリック感はなく、市販の赤軸の中ではダントツと言っていいほど滑らかな押し心地になっています。

付属品などは特になく、着脱可能なケーブルのみが入っていました。
外観:パームレストは必要ない高さ
上質なキーボード定番でもある「航空機グレード」のフルアルミボディ。
触り心地はひんやりとしていて、指紋の残りにくいボディです。
裏もつるんとしたシンプルな作りになっていて、角度を調整するためのスタンドが付いています。
角度はデフォルトで3度になっていて、スタンドを立てることで7度・11度に変更することができます。
角度は4度・8度あたりがメジャーな角度かな~と思っていたので、急に11度という数字に驚きましたが、かなり使いやすいですね。

角度が調整できても、手前側のキーが低い位置にあるのでリストレストピッタリハマっていない感じがあります。
手首に何もなくても使いやすい角度なので、キーボードだけで使いやすい設計なのかもしれませんね。
自分的にはこのキーボードの場合はリストレストを使わずに長時間使用しても全く問題ないです。
手首がよく痛む方は、普通より薄めで1cmほどのパームレストを使うと相性が良さそうですね。
FNキーも問題なく使いやすい
テンキーレスなのでメディアコントロールボタンはありませんが、FN(ファンクションキー)があるので様々な機能も簡単に操作できます。
基本操作は[FN]キー + [F〇]キーで操作します。
そしてRGBバックライトのカスタマイズが使いやすくて綺麗に光るので操作などをご紹介!
▼ [FN]+[F1]がデフォルトの光り方です。
カラフルな光が右に流れていきますね。
▼ [FN]+[F2]でキー全体が同じ色のまま、カラフルに光り変わっていきます。
▼ [FN]+[F3]は押したキーから正面にかけて、ランダムな光の波動が飛んでいくイメージ。
こんな感じでかなり綺麗です!
明るさを調整したい場合は、[FN]+[矢印キーの上下]で調整できます。
明るさは4段階の調節ができました。
メディアの再生/停止や音量を調整することもできるので、テンキーレスでコンパクトなキーボードですが多数の便利機能が搭載されていますね。

開いていないウィンドウや操作していないモニターで流している動画もパッと操作することができるので、めちゃくちゃ便利です(※Google Chromeの場合)
キースイッチ:HyperX Redについて
- リニアタイプ
- 作動点:1.8mm
- 押下圧:45g
- キーストローク:3.8mm
- 耐久性:8000万回
こちらのキーボードで使用されている軸は『HyperX Red』という赤軸・リニアタイプです。
押下圧は45gとなっていますが、重くもなく軽すぎないといった押し心地。

作動点(アクチュエーションポイント)が1.8mmとなっているのは、そのままで「キーを1.8mm沈めたら入力が反映される」という意味になっています。

- リニアタイプ
- 作動点:1.8mm
- 押下圧:45g
- キーストローク:3.8mm
- 耐久性:8000万回
よく使用されている上記の『CherryMX赤軸』は2mmなので、HyperX Redの軸は他のモノと比べると少し作動点が浅くなっていますね。
押し心地は滑らかで反応も良く、メカニカルスイッチ特有のバネ音が全くといって聞こえないほど静かでとても面白い軸です。
HyperX Alloy Origins Core RGB:使用感
Alloy Origins Coreを使用してまず思うことが、
「HyperXメカニカルスイッチが気持ち良すぎる!!」
赤軸のようなリニアタイプだと響いてしまいがちの嫌なバネ音が一切せず、むしろ底まで叩いた時の音を楽しめるような気持ち良さ。

反応も良く、音ゲーで使用してもバッチリでした。
僕は同じリニアタイプの赤軸で「CherryMX赤軸」「GX赤軸」「GL赤軸」などたくさん使ってきましたが、個人的には今回の「HyperX 赤軸」が一番好きです。
そして好みが分かれる柔らかさだとも思いますね。
普段から赤軸を使っている方で…
「赤軸って滑らかって言ってるけど、結局カシャカシャとしたメカニカルっぽさがちょっと嫌!」という人ならドンピシャってくらいの柔らかさ。

あと欠点を言うなら心地いい底打ち音ですが、少し音が大きめといったところでしょうか。(スイッチ自体の悪さではなく底打ち音なので仕方がない部分ではありますが)
トータルの使用感は全体的にツルツルすべすべで滑らか。打鍵音も心地の良いカタカタ音でFnキーを使えば細かい機能もバッチリ!
RGBバックライトの発色もとても綺麗でめっちゃくちゃに良いキーボードです。
HyperX Alloy Origins Core RGB:レビューまとめ
- 『HyperX 赤軸』の押し心地が素晴らしい。
- 押し方によってはキーが重く感じる。
- テンキーレスでコードも着脱可能なので、かたづける時にもコンパクトにまとまる。
- 全体的に滑らかで上質な触り心地。
こんな感じでしょうか!
キースイッチだけでなく、キーボード本体のボディの滑らかさが本当に気持ち良いので、つい触っていたくなりますw
何より赤軸で響きがちなバネの音が全くと言っていいほど聞こえないので、集中力が途切れることもなくゲーム・作業に入り込めました。

滑らかな赤軸が好きな方にぜひ使ってほしいゲーミングキーボード、『HyperX Alloy Origins Core RGB』のレビューでした。
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