今回は「薄型キーボードの特徴」と「薄型のメカニカルキーボードおすすめ2選」を紹介していきます!
ただ薄いだけじゃなく、入力の反応・手の疲れにも影響のある薄型メカニカルキーボード。

ゲーム・普段使いでもバッチリ!
ということで、この記事をまとめると…
このような内容になっています。
(ちなみにノートパソコンのように薄いキーボードは、メカニカルではなく『パンタグラフ』というスイッチなので今回の解説・紹介には含まれないです。)
様々なキーボードを使ってきて感じたことをまとめましたので、参考にしてもらえると嬉しいです!
薄型メカニカルキーボード:特徴の解説
まずは、薄型であることのメリット・デメリットをまとめました。
上から順番に紹介していきます!
キーが浅いことによるメリット
そもそもキーストローク(キーを底に押し切るまでの距離)が短いことで得られるメリットがこちら。
- 単純に作動点(キーを押し込んで入力が反映されるポイント)に到達してから、残った部分の無駄なキーの動きが少なくなる。
- 動きが減るということは、キーを「押す」だけではなく「戻る」速さにも影響する。
このように… ゲームなどで有利になるだけじゃなく、シンプルに普段の使いやすさにも影響するんです。
画像・数値を含めて、少し深掘りしますね。

- リニアタイプ
- 押下圧:45g
- 作動点:1.2mm
- キーストローク:3.2mm
- リニアタイプ
- 押下圧:45g
- 作動点:1.2mm
- キーストローク:3.4mm
キーの反応が速いスイッチで、薄型のモノと普通のモノを比較してみました。
低背赤軸を実際に押すことを想像すると、「キーを押し込んで1.2mmで入力、3.2mmで底に到達」ということなので余分な距離が2mm(3.2mm ー 1.2mm)が、1往復で2倍ほどになります。

ややこしいけど、1回キーを押し・戻すから余分な距離が4mmある。
それに比べてMX銀軸は「3.4mm ー 1.2mm」なので、往復で4.4mmほど。
キーボードにおいては数ミリの違いでもしっかり感じられるほど重要なので、無駄な動きが少ない・打鍵が速くなる薄型メカニカルキーボードは万能なサイズになっているんです!
パームレストが必要ない
キーボードの高さ・使い方によって『パームレスト』などが必要になるケースが出てきますが、薄型メカニカルキーボードの場合は必要なくなることが多いです。
同じメーカーのキーボードを使っていても…
- 最大の高さが4cmだと、パームレストがいらない。
- 最大の高さが5cmだと、パームレストがいる。
上記のように感じます。
キーボードだと長時間 続けて使うこともあるので、1cmほどの高さでも手首の疲れに大きく影響するんですよね。

わざわざ高さがあるキーボードを使って、わざわざパームレストで補助をすることに疑問を感じるかも。
もちろんデスクの材質によっては手首が痛む可能性もあるので状況によりますが、基本的に薄型キーボードは手首に優しいので長時間の使用に向いているサイズです。
クッション性が少し失われる
そしてデメリット部分も紹介すると…
リニアタイプなどの滑らかなキースイッチでも 薄型ではないモノと比べると、単純に軸のバネが短くなる・底打ち感が強くなるといった理由でクッション性が少し失われます。

もちろん薄型スイッチにも滑らかさはありますが、気持ちよくバウンドする感覚はどうしても弱くなりがち。
これまで紹介してきた薄型だけのメリットを得るためには仕方のない部分でもあるので、どの要素を重視しているかで判断すると良いですね。
薄型メカニカルキーボード:おすすめ2選
それでは、薄型のメカニカルキーボードで「これは良い…!」と感じたおすすめ2選を紹介していきます。
- FILCO Majestouch Stingray:反応速度&押し心地が最高
- Logicool G913:ワイヤレス対応で多機能&高品質
詳しく知りたい場合は個別のレビュー記事や打鍵音などもありますので、ぜひ参考にしてもらえると嬉しいです!
FILCO Majestouch Stingray

Cherry MX Low Profile Red(低背赤軸スイッチ)が採用されている薄型メカニカルキーボードです。
このキーボードの何がスゴイのかと言うと… 反応が良いことで定評のある銀軸と同じ作動点(1.2mm)にも関わらず、軽いタッチでも反応しないところ。

キーの上に指を置いて、文字を考えられるくらい。
それだけじゃなく、薄型であることのメリットでも解説したように キーを「押す」だけではなく「戻す」速さにも影響するのでゲームでの使用感もバッチリです。

最初は「少し重い・硬いかな…?」と思っていたのですが、使えば使うほど手に馴染むので むしろ心地よくなっていましたw
FILCOの公式サイトでは、さらに反応が速い『低背銀軸』が選択できたり、キーキャップの印字・キーボードのサイズも選ぶことができるので気になる人はチェックしてみてください!
▼ FILCO Majestouch Stingrayのレビューはこちら
Logicool G913

めちゃくちゃ高級感のあるデザインで、多機能・静音性の高い薄型ゲーミングキーボード。
有線より反応が速い『LIGHT SPEED』という技術でワイヤレス接続をしているので、安定感は文句なしの性能です。

しかも充電しながら有線としても使えるし、Bluetooth接続もできるからタブレットとも繋げられる!
GLスイッチが採用されていて、メカニカル感のあるノートPC(パンタグラフスイッチ)のような独特な押し心地が楽しめます。

左端に1列並んでいるキーにマクロを設定することもできたり、メディアコントロールボタンもあるので機能面はバッチリ。
3種類のGLスイッチから選択できて、サイズが大きいと思ったらテンキーレス版もあったり…。
ワイヤレスには興味がないなら『Logicool G813』という有線モデルもあったりと… ひたすら自分の好みに合わせて選べるのも良いんですよね。
薄型メカニカルキーボード:まとめ

- キーを「押す」だけじゃなく「戻す」速さにも影響する。
- パームレストが必要なくなる。
- 少しクッション性が失われる。
いかがでしょうか!
普段使い・ゲームでも万能な薄型メカニカルキーボード。

めちゃくちゃ使いやすいから、もっと薄型スイッチ採用してほしい!
「薄型キーボードの特徴」と「薄型のメカニカルキーボードおすすめ2選」の紹介でした。
なんでもありのコメント欄